適応障害で休職中🏠

休職の原因を冷静に振り返り勝手に分析する

現在休職3ヶ月目に突入した。

正直、休職のきっかけとなっていた吐き気や突然涙が止まらない症状はほぼなくなっており世間一般的には【元気】な状態になっている。

 

最近は社内の連絡役の人が変更になり、書類を提出するのだが「あ、ここの期間は間違えていました!修正して提出しておきます!」「更にすみません、提出したら〇〇が私の民式と違ったようで、ここも修正が必要になってしまいましたごめんなさい!」という具合である。まるでアニメのように、チャットツール越しに慌ただしいのでこの人大丈夫かなという気持ちを抱かざるを得ない。

 

最近ようやく気づいたのだが、私の会社には休職者等の何らかの理由で勤務できていない人専用の課があったらしい。わたしもめでたく、某窓際部署課へ異動となっていた。

そのことになぜ気づいたのかというと、私よりも先に休職担っていた人が、そこにいたからだ。

その課には、およそ15人くらいいるようだった。わざわざこんな課が作られているという現状を考えると、この会社の休職者は多いのではないだろうか。

 

私がいた課は、新設の部署であり、中途採用をガンガンしていた。しかし、退職者も多く、3ヶ月に一人は休職者か退職者が発生するという恐ろしい環境だった。

何が原因でそれほど退職者が多くなったのだろうかと考えた。

私個人的に思いつくのは以下の点だった。

  1. 業務の内容を教えて貰う時間が無い
  2. 残業が冗長化しており、上司をそれを仕方ないものとしている
  3. ただ単に業務のアンマッチ

 

1.業務の内容を教えて貰う時間が無い

これは、課の人数が少ない割に抱えている案件が多く&重く、教育者が教育に時間が割けないということを表した。単に座学で基礎を教えてもらう時間がないという訳ではなく、実際の業務内容を教育してくれる時間が無いということがだ。

私の例を上げると、会社であるパソコン周辺機器のキッティングを行っている時に何かしらのエラーや不具合が発生した時に上司に確認しても「ちょっとまって」と言われて一時間放置のパターンが多々あった。

確かに、私の上司には多くのタスクがあったし、休憩も十分に取れていなかったようで、すべての業務が一人に集中していたように思う。

私の場合、その「ちょっとまって」待でそこから仕事が進まない業務なので、自然と残業につながってくる。同じ状況の人が認識できる限りで8人はいたので、そこから「ちょっとまって」待ちの待ちが発生する。

そこで個人的には更に厄介だったのが、私の仕事は調べればなんとなく正解は出てくるものだったのだ。しかしながら、直接対お客様の仕事だったので自分の考えで作業をすすめることは禁止されており、必ず上長の確認を仰げという業務運営だった。そんな感じなので、私の「ちょっとまって」待ちの順番は更に優先順位が下げられ、「ごめん今空いたけど」と言われたときにはこちらはなんでしたっけ状態なのである。

 

このような職場環境で、私より若手の人はブチギレながら働いていたのを目にし、上司が悪いわけでも、無いような気もするし、何かフォローする言葉もかけられなかった。ちなみに、この方は退職済みである。

 

このような環境の場合は、その上司の元で働く部下たちはどうすればよいのだろうか。一番の改善案は他に指導者(上司にあたる人)を追加し、増やすということであると思われた。しかしながら、その改善案は「はいおっけーです」と採用されて人員が増えるわけではないというのは見えている。

 

その中で、私が苦肉の策をひねり出すとすれば、現在のオペレーターの中で「上司」にあたる人を作ることだ。

オペレーター8人もいれば、2人位はその中で多少経験のある・知識量の多い人がいるだろう。組織の中で更にピラミットを作成すれば、報連相自体は行いやすくなるはずだ、と考えた。

 

人を手配出来ないとなれば、次は質を落とすしか無い。

★結論 組織構造を変更し、報連相を行いやすくする

 

 

2.残業が冗長化しており、上司をそれを仕方ないものとしている

私自身の残業時間は月30時間だったので、まだマシと言われる方だった。というよりも、弊社はかの極悪非道の労働環境を生み出すと有名な”見なし残業代”が給与に含まれる形態だった。

この見なし残業制度、もちろん残業していない場合はラッキーである。しかしながら、企業側としてはすでに残業代を支払っているので「残業はしてくれるんだよね?」スタンスであることは否めない。おまけに、弊社の場合は残業は当たり前のオーラがぷんぷんしており、残業は大嫌いな私にとっては地獄であった。

 

見なし残業代は、「すでに残業代は貰っているので、少し残業してもいいや」という気持ちが生まれるのかもしれない。気持ちの面でもメリハリが生まれない。なので、残業が冗長化することの原因は見なし残業制度を導入していることも原因と考える。

 

もう一つは、「1.業務の内容を教えて貰う時間が無い」に繋がるが、教えてもらう時間がなく、後ろ倒しとなるので帰宅時間が遅くなる。この問題はすでに結論を出しているのでここではあえて触れない。

★結論 見なし残業の廃止

 

 

3.ただ単に業務のアンマッチ

これはもうどうしようもない。自分自身の企業・業務の調査不足のためと思う。私自身はエンジニアで現在の企業に入社した。しかし入社時に「カスタマーサポートを専門で受ける課を新設したんだけど、こっちこない?」と言われ、入社時に想定していない職種にヒョイッと移動してしまった。移ってしまった原因は、その課が社内業務で土日祝休み、業務時間が固定だからだ。

移動した先では、(移行CS課と書く)もちろんお客様対応が必要なので、電話でのお客様対応が必要だった。なので、上司と電話オペレーターの練習を行ったのだが恐ろしいくらいに出来なかった。声がどもる、声が出てこない、頭がまわらないといった感じである。通常の社内にかかってくる営業電話の取次など、前職からお客様の電話の受け答えは出ていたはずなのに、上司とのオペレータ練習となると、全く不可能なのであった。なぜ、あれほどにまで言葉が出ないのか不思議でしょうがなかった。自慢ではないが、ある程度のことはそつなくこなして人生を歩んできた自分にとって、「これまで自分に出来ないものが有るのか」と衝撃を受けたのを覚えている。

 

そこからは、上司も私自身が電話でのお客様対応が無い案件に配置してくれるようになったが、「カスタマーサポートをするCS課なのに電話対応ができないなんて・・・」という気持ちが常にあった。さらに、上司にも半ばいじられるような、半ば本気な感じで「おまえ何で電話とれないのw」と言われると、もう、すみませんとしか返すことが出来ず、絶望だった。

 

ただ、この経験で学んだことは人間にはやはり、得手不得手があるということだ。要領の良い人(自分を棚に上げるような表現の仕方だが)でも、やはり難しい・出来ないことはあると学んだ。

★結論 業務を入社前に把握する 不向きな仕事はしない

 

結論は、企業側で原因が有ると考えるものが2つ、自分自身に原因が有るものが1つとなった。自分自身に原因が有るものにも、これは変えようのないものなので、どうしようもない。人間には得手不得手がある(と、信じている)。

 

結論から考える、私の今後、どうするかという結論は【見なし残業のない、自分の得意分野を活かせる企業に転職をする】という事する。

 

 

こんなに長文を書いた割には、うっすい結論となってしまった。休職をした原因を振り返る時に、おさらいできる記事となればいいと、願っています。

もし、嫌なことがあったときは文章に起こしてみると思っていたより原因は単純なことが多いのではないでしょうか。みなさんもお試しください、ということで締まりのない記事を終わりとします。